在宅型と比較した常駐型の特徴

どこにも所属せず、自分の能力を提供することで報酬を得るフリーランス。フリーランスといえば自宅やカフェといった好きな場所で働くイメージを持つ人もいるかもしれませんが、クライアント先に常駐するフリーランスもいます。特にエンジニアは常駐型の案件が豊富です。フリーランスになりたいエンジニアは、常駐型と在宅型のどちらを選ぶかよく考える必要があるでしょう。
常駐型は在宅型と違って働く場所や時間が決まっていることがほとんど。ある程度はクライアントと交渉して融通をきかせることができますが、クライアント先の就業規則に縛られてしまうこともあるでしょう。仕事の内容は自分の好きなものを選べますが、在宅型と比べると自由度は下がってしまう点がデメリットです。
そして、在宅型であれば場所を選ばずに働けます。たとえば、地方に移住して働きたい場合は在宅型が適しており、都市以外で活躍できる求人数と歓迎地域も多数あり、まさにフリーランスならではの働き方が叶うでしょう。

しかしその一方で、在宅型にはない魅力もあります。常駐型は、成果に対して報酬を受け取る在宅型とは違い、働いた時間に対して報酬が発生します。契約や更新は一定期間ごとに行い、その期間はおよそ1ヶ月から3ヶ月程度。継続案件が多く、案件の単価は在宅型に比べて高めです。収入を安定させやすいため、フリーランスのデメリットである不安定な収入に懸念があるなら、常駐型を選ぶのも1つの道といえるでしょう。
また情報漏えいといったセキュリティの問題で大手企業や金融系は在宅型への依頼が難しく、常駐型となっていることが多いです。そのため大規模な案件に関わりたいのであれば、常駐型で案件を探すことをおすすめします。